マヒナマインカレッジ 『産後の気になるお腹まわり』


産後のお腹まわりの変化って、やっぱり気になりますよね?


今日は、鍼灸マッサージ師・アスレティックトレーナーのサンイリオス桑井鍼灸治療院、院長桑井太陽先生から、姿勢と腹筋の関係のお話です。


桑井先生「これまで姿勢について何度か触れてきましたが今回は、その姿勢をつくる体幹(たいかん・Trunkトランク)について説明します。

体幹とは肩から先の上肢や大腿から先の下肢といった四肢以外の部分である、首、胸、腰、でん部のことをいいます。


骨ばかりの話ではなかなかイメージしにくいかと思いますが、この体幹の影響について分かるとお腹まわりだけでなく肩凝りや腰痛の問題も理解しやすくなるかと思います。


まず体幹と腹筋は違うものであることを知っておいて下さい。人の体を輪切りにして考えると、筒状のユニットで構成されていることが分かります。


上体を起こして鍛える典型的な腹筋運動で鍛えられるのは、腹直筋(ふくちょっきん)といって、お腹の前にある表面の筋肉のことです。


ここを鍛えると、お腹の前面の筋肉が割れて、いかにも鍛えた感がありますが、実は表面部分でしかありません。


お腹の筋肉はこの腹直筋を含み4種類あって、外腹斜筋(がいふくしゃきん)、内腹斜筋(ないふくしゃきん)、腹横筋(ふくおうきん)といって、縦横斜めにカゴ状の筋肉が腹部を覆っていることで内蔵を保護しています。


産後は筋肉が弱まっていますので、お腹のたるみが戻らないことや失禁に悩むということもあるかと思います。


そこで、格好良さ、美しさといったプロモーションを考える前に、ファンクショナル(機能面)を優先して考えたいと思います。


それでは、腹筋の弱化とはどんな状態であるかを考えてみましょう。


座った姿勢では、骨盤、腿、脚が椅子に当たりますが、骨盤はべたっと着いているのではなくて、坐骨結節の点だけで支えています。


さらに、骨盤の後ろに背骨がついているため、張力で後ろに倒れやすいことを知っておいて下さい。


赤ちゃんや体力の弱まった人は、座ると後ろに倒れやすいですね?


普段、何気なく座っていますが、体幹の筋肉を使わないで座ると、後ろに引っ張られて姿勢が崩れて猫背のようにグズッとした感じになってしまいます。


つまり、機能的な姿勢とは、背中を緊張させて座っているのではなく、骨盤を起こすためにお腹を使って座るということになります。


腹筋の一部ではなく、全面すべてを使えるようにすることが姿勢を保つための必要条件なのです。




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