サンイリオス鍼灸院院長 桑井太陽

自分の身体をもっと知ろう!セルフボディメンテナンス。

桑井太陽先生

鍼灸マッサージ師であり、アスレティックトレーナーのサンイリオス治療室の桑井太陽先生から学ぶ「セルフボディメンテナンス術」
健康かつ正しい姿勢に導くウォーキング術をご紹介します。まずは、カラダの重心とバランス、姿勢の仕組みについて復習しましょう。

良い立ち方、悪い立ち方1

今月は、立位についてもっと理解を深めていきます。
サンイリオス治療室、鍼灸マッサージ師・アスレチックトレーナーの桑井太陽先生にお伺いしました。
さて、立つことの良し悪しは何によって決まるのでしょうか?

桑井先生「一言でこれが良い立ち方、というのは決められないですね。
人それぞれだと思いますから。それでも、どこかに基準があるとも思います。
何によって決まるかというと、幾つかの条件があります。
それは、物体が静止できる面(支持基底面:BOS)があって、物体が安定していること。
立位であれば、足底面のことを指しますし、座っていれば座面と足底面の2箇所となります。

先月、物体には必ず重力によって引っ張られている重心線があることを説明しました。
それがちゃんと、体に整っているかどうかなんですね。
人の体を横向きに見たときに、この重心線が耳垂から下りて肩峰を通り、大転子(股関節)、
そして膝の中心、外果(外くるぶし)を通ると、教科書的ではありますがまっすぐな一本線になります。
重心線が各ポイントで揃っている状態が、安定している立位ということになります」

なるほど!ですね。では普段、自分で無意識に取っている姿勢の癖、
楽だと思ってくずしている体勢はどういうことなのでしょうか?
どうぞ次回をお楽しみに!

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