横浜 池川クリニック院長 池川明

妊娠・出産・育児のしあわせ(ハッピー)指南

池川明先生

赤ちゃんとママ、そして、家族みんなの未来がハッピーでありますように!
そんな妊娠、出産、育児のあり方について、胎内記憶の研究で著名な、横浜の池川クリニック院長 産婦人科医、池川明先生からのメッセージをお届けします!

赤ちゃんからのメッセージ

赤ちゃんは、お腹にいるときも生まれてからも、さまざまなかたちでママにメッセージを送っているようです。赤ちゃんの望んでいること、望んでいないことを考えたことはありますか?横浜市の池川クリニック院長、産婦人科医、池川明先生から今週は、赤ちゃんのメッセージについてお聞きします。

池川先生「赤ちゃんのメッセージは明確です。まず、何よりもお母さんの幸せを願っています。お母さんに育ててもらいながら、お母さんにも成長してもらう。その結果、お母さんに幸せになってもらいたいのです。それと、もうひとつ。赤ちゃんには自分への課題というものがあって、ご両親のところに勉強に来ています。『人の役に立ちたいので、そうなれるように育ててね』と言っています。

また、リーディングで分かったのは、妊娠中に『お母さんはお兄ちゃんやお姉ちゃんに怒らないでね』また、『お父さんと喧嘩しないで、もっとコミュニケーションを取ってね』とも言っています。恨みつらみやストレスといった、居心地の良くない感情を持つのは止めて、お母さんには心穏やかに幸せな気持ちで過ごしてもらいたい!と思っています。

こういったメッセージを赤ちゃんは言葉にできませんから、お母さんに気づいてもらう手段として、胎動で知らせたり、お腹を痛くさせたり、出血させたり、逆子になったりするのです。なかにはインスピレーション、第6感を使ってメッセージをお母さんに伝える赤ちゃんもいるようです」

では、どうやって赤ちゃんの気持ちに気づくことができるのでしょうか?

池川先生「赤ちゃんはメッセージを出すのだということを、お母さんが知っていないと気づきませんね。一方、そんなお母さんも、日常生活で自分の気持ちに気づいてくれないと、別の行動に出たことはありませんか?お父さんに冷たい態度を取ったり、きつい口調で話したり。普段なら夕食を食卓に並べるのに、自分の機嫌が悪いことを伝えるために、料理を冷蔵庫に入れたままにするとか。しまいには料理もしなくなってしまったりして・・・。自分の気持ちを相手にうまく伝えることは、誰にとっても難しいんです。受動攻撃といって、こういう行動はよく起こるのです。

ですから、お母さんもお父さんも、赤ちゃんに対してだけでなく家族の誰かがメッセージを出しているサインに気づこうとする意識を持ってください。冷蔵庫に夕食が入っていることを知って『おお、そうか』と普通に食べていたら、お母さんが何に腹を立てているのか、お父さんは一向に気づかないままです。そんなときは『これはちょっといつも違う!何かあるぞ!』と疑問を持っていただきたい。相手の気持ちを汲み取る練習が始まっているのです。

逆に、妊娠中のトラブルが起きたら、赤ちゃんからのメッセージだと考えて良いでしょうか?

池川先生「まず、お腹にいる赤ちゃんの居心地の悪さが、お母さんの日々の感情からきているかどうかを考えください。ストレスをため込んだり、人に言われたことに腹立てたり。何も該当しなければ、本当に病気だと思うんです。しかし、お母さんの気持ちを先に解消せずに、張り止めの薬を飲んでも効きにくいでしょう。それに、もし薬を飲まずに済めば赤ちゃんにも危険が少なくてすみます。妊娠中の症状と自分自身の心の状態を見直すようにしてみてください」

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