サンイリオス鍼灸院院長 桑井太陽

自分の身体をもっと知ろう!セルフボディメンテナンス。

桑井太陽先生

鍼灸マッサージ師であり、アスレティックトレーナーのサンイリオス治療室の桑井太陽先生から学ぶ「セルフボディメンテナンス術」
健康かつ正しい姿勢に導くウォーキング術をご紹介します。まずは、カラダの重心とバランス、姿勢の仕組みについて復習しましょう。

姿勢不良の始まり

今週は、どのように姿勢が悪くなっていくのかについて、桑井太陽先生に聞いてみました。

桑井先生「脊柱のS字カーブ(生理的湾曲)で、人は重たい頭を支えているとも言われています。
25個の脊椎をうまく使って、人は立っているんですよ。
但し、後ろ側に倒れると、腹筋を含めた脚の大腿前面やスネを使います。
前に倒れると、逆に大腿後面や下腿後面を使います。

当たり前のようですが、基本姿勢が結構、前後どちらかに片寄っている人が多いです!
BOSの外れた悪い姿勢でも立ててしまうのは、脊椎の25個の骨がどこかでバランスを取ってくれるから。
これが姿勢不良の始まりなのです!
筋肉ではなく靭帯や骨に頼って立ったり、自分で良いと思い込んだ悪い姿勢が続くと、姿勢不良が起こります。

重力という物理的な法則に支配されているなか、健康な筋肉を使って人は体を支えています。
これができなくなると、老化に見られるような骨の変性が起きます。
膝や腰が痛いというのは、もしかすると体の悪い癖が原因なのかもしれません。
例えば、胸を張るというと、のけぞってしまう人がいます。
そうではなく、バレリーナのように背すじを伸ばすのです」

今日の話を知っただけでも背筋がピン!となりそうですね。。。
来週も姿勢の話は続きます。どうぞお楽しみに!

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