サンイリオス鍼灸院院長 桑井太陽

自分の身体をもっと知ろう!セルフボディメンテナンス。

桑井太陽先生

鍼灸マッサージ師であり、アスレティックトレーナーのサンイリオス治療室の桑井太陽先生から学ぶ「セルフボディメンテナンス術」
健康かつ正しい姿勢に導くウォーキング術をご紹介します。まずは、カラダの重心とバランス、姿勢の仕組みについて復習しましょう。

良い立ち方、悪い立ち方2

今週も引き続き、桑井太陽先生から立位についてのお話をお伺いしました。
普段、自分で無意識に取っている姿勢の癖、楽だと思ってくずしている体勢はどういうことなのでしょうか?

桑井先生「安定した立位は、立ちやすい姿という意味でもあります。
先週、お伝えした真っ直ぐな重心線が引ける状態が本当は安定しているはずなのに、
体をくずした格好が楽だと思いがちですよね?
自分でセンターバランスを崩すことで楽だと思い込んでいるわけですが、
体のどこかに異常があると考えてもおかしくはありません」

座るときに脚を組んだり、立っているときに片足に重心をかけたりすることがありますよね。
体を休めていたと思っていたのに・・・。
ちょっとショック!?

「それでも、自分の両足間の支持基底面(BOS)内に重心線が入っていれば良いのです。
うまく補正して人は体を動かしているのです。
BOSが広いほど、そして中心であるほど安定します。
例えば、杖をつく状態は、両足とつえの間が広いBOSをつくるので、より安定しているということになります」

柔道の構えの体勢が常に安定しているということが想像できますね!かといって、常に仁王立ちはできませんね。
そこで、来週は姿勢不良の始まりについてお届けします。

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