横浜 池川クリニック院長 池川明

妊娠・出産・育児のしあわせ(ハッピー)指南

池川明先生

赤ちゃんとママ、そして、家族みんなの未来がハッピーでありますように!
そんな妊娠、出産、育児のあり方について、胎内記憶の研究で著名な、横浜の池川クリニック院長 産婦人科医、池川明先生からのメッセージをお届けします!

赤ちゃんの視聴覚

横浜市の池川クリニック院長、産婦人科医、池川明先生に、今回は赤ちゃんの視聴覚についてお聞きしました。

池川先生「生まれた赤ちゃんは、お腹のときに聞いた音楽や絵本を読んでもらうと安心するようです。お父さんが読み聞かせていたなら、お父さんが読んであげると赤ちゃんは落ち着くでしょう。これまでの赤ちゃんの視聴覚の研究では、聴覚が一番よく調べられていると思います。妊娠5ヶ月の赤ちゃんは音を聞くことができますし、出生時には100%聴覚が完成していると言われています。

お母さんは演歌が好きなのに、お腹の赤ちゃんのためにとクラシックを無理して聞いても胎教に良くありません。また、たくさんの音楽や絵本を聞かせれば良いというものでもありません。お母さんが聴いて読んで本当に心地良いと思う音楽や絵本を繰り返すほうが大切です。

お腹にいるときの赤ちゃんの視覚は、太陽が差したとしても薄暗い明かりの中でしかありません。それでも『自分の手が見えた』と胎内記憶の話をする子がいます。目で実際に見たと言うよりは、心眼か何かで感知しているのかも知れません。『お母さんのおへそから外が見えた』と話す子もいます。色彩としては、サングラスをかけたように全体がオレンジ色っぽく見えているらしいです。

生まれたての赤ちゃんは、医学的には網膜に色を感じる細胞がまだできていなくて、色を判別できないと考えられていますが、赤や黄色の服を目で追い、青や白には反応しなかったという話を聞いたことがあります。一般的には、生まれたばかりでは近眼で、生後半年から3歳にかけ、だんだん遠くが見えるようになり、大人の眼と同様になるのは6歳くらいだといわれています。

ベッドで横になっている赤ちゃんが、窓や天井を仰いで突然、じーっと一点を見つめたり笑ったりすることがあります。赤ちゃんをお母さんのもとに連れてきたガイド役の天使や、赤ちゃんを守ってくれている天国のおじいちゃんや、おばあちゃんをきっと見ているんだと思いますよ」

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