横浜 池川クリニック院長 池川明

妊娠・出産・育児のしあわせ(ハッピー)指南

池川明先生

赤ちゃんとママ、そして、家族みんなの未来がハッピーでありますように!
そんな妊娠、出産、育児のあり方について、胎内記憶の研究で著名な、横浜の池川クリニック院長 産婦人科医、池川明先生からのメッセージをお届けします!

妊娠するってどういうこと?

横浜市の池川クリニック院長、産婦人科医、池川明先生の連載インタビューを毎週、お届けします!

池川先生の胎内記憶・誕生記憶の研究は、マスコミに多く取り上げられて話題となっています。著書に「ママ、さよなら。ありがとう」「おぼえているよ。ママのおなかにいたときのこと」(ともにリヨン社)「おなかの中から始める子育て」(サンマーク出版)「生まれる前からの子育て」(学陽書房)など。
さて、今月は「妊娠するって、どういうこと?」をテーマに、池川先生の考える「子を授かる意味」や「医学的にみた妊娠」について、お答えいただきました。

池川先生「よくヒーラーの方が子どもは『親を成長させるため』生まれてくると言いますが、まさにそのとおりだと思います。子どもたちに生まれる前のことを聞くと『空や雲の上から親を選んで生まれた』という話が多く、子どもが想いをやり遂げるためであったり、観光旅行でちょっとお母さんのところに寄ってみたという子もいたりして、それぞれの妊娠に意味があるのだと思います。

ひとりの赤ちゃんが生まれるために、目には見えないけれども過去からずーっとつながっているものがあります。過去のDNAは肉体的に繋がっていて、旦那さんという違う家系や家風の縦と横の関係で、過去と未来の命がつながっているんです。私たちにはそれぞれ過去から未来までつなぐ役割があります。ひとつひとつのいのちが妊娠・出産に凝縮されていて、すごいことだと思いませんか?普通はそこまで考えないかもしれませんが、『妊娠した』『産まれて良かった』といった単純な出来事ではないと思うのです。

良いことも悪いことも引き継いで歴史は繰り返されるわけですが、当然、悪いことは引き継ぎたくありませんね?これを良い出産をすれば引き継がなくてすむと考えられます。ですからひとつひとつの妊娠・出産が良いものになると、私たちの将来が良い方向に変わっていくのだと思います。ここで言う『良い』というのは何が優秀というのではなく、生きていることにイキイキ・ワクワクできるとか、人の役に立つといった意味です。実はこれがなかなか難しくて、どうも今、壊れつつある。すると、未来に繋げられない。産まないだけの問題じゃなくて、社会が、いや地球が消えてしまわないか?かなり危ないところにきているんじゃないか?とも感じています。

旦那さんと奥様とは好き同士で一緒になっているのに、結婚して夫婦になったら喧嘩したり、離婚に至る人もいますね。こういったことは世代を遡って原因を探すと、おばあちゃんや祖先の話まで関わってきます。自分だけの問題ではないかも知れません。その問題も赤ちゃんが解消してくれるために来ているかもしれないのです。そう考えると、自分の考えていることと、相手の考えていることを理解して、互いに切磋琢磨できるのも、妊娠・出産の経験が役に立ちます。だから、お母さんには意識を持ってもらいたいのです。子どもはできて当たり前ではないんですよ」

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