妊娠・出産・育児のしあわせ(ハッピー)指南
赤ちゃんとママ、そして、家族みんなの未来がハッピーでありますように!
そんな妊娠、出産、育児のあり方について、胎内記憶の研究で著名な、横浜の池川クリニック院長 産婦人科医、池川明先生からのメッセージをお届けします!
おじいちゃん、おばあちゃんとの付き合い方
お産が近づくと頻繁に「今か今か!」と連絡してきたり、自分の子育て観を押し付けたり…。おじいちゃん、おばあちゃんと良好な関係を保つのはなかなか難しいと感じているお母さんも多いはずです。そこで、横浜市の池川クリニック院長、産婦人科医、池川明先生におじいちゃん、おばあちゃんとのお付き合いの極意をアドバイスしていただきました。
池川先生「お母さんがいいお産をするためには妊娠中のストレスは禁物。さらに親子関係、夫婦関係から生じる色々なトラウマを解消して行かないといけません。でもおばあちゃんにこのときとばかり『あなたなんかまだ幸せなほうだ、私なんかもっと姑さんからひどい扱いを受けたわ』なんて愚痴をこぼすような方もいるようです。そんなことされたお母さんもいい気持ちはしないし、将来これから産まれる自分の子どもにも同じことをしてしまうかもしれません。
先日も出産予定日を過ぎてもなかなか産まれないお母さんがいたのですが、おばあちゃんたちが心配して私に『まだなの? 大丈夫なの?』と言うんです。そこで私は、出産日は赤ちゃんが自分で選んでくること、赤ちゃんの意志を尊重すべきこと、そして子どもはお母さんを助けるために、みんなの役に立つために生まれてくるんだということを伝えました。ほどなく赤ちゃんは産まれ、出産立ち会ったおばあちゃんたちは感動して涙を流していましたけどね」。
確かにおばあちゃんたちに、赤ちゃんは何のために生まれてくるのか?理解してもらえるのがベストですね。
池川先生「そうですね。さらに、赤ちゃんはお腹の中でみんなの話を聞いていて、お母さんが嫌だと思うことを言ったら赤ちゃんに悪い影響を与えることも知っていて欲しいですね。おばあちゃんも下手なこと言ったら赤ちゃんに嫌われてしまうことを知ったら、絶対に変なことは言わないと思いますよ(笑)」。
そこが一番大きなポイントかもしれないですね。
池川先生「でも赤ちゃんは自分が来たことを祝福して欲しいと思っていますし、おじいちゃん、おばあちゃんも孫の誕生をせっかく喜んでくれているわけですから。そんな温かい気持も大事にしてあげましょう」。
8月29日に池川先生がマヒナマインで講座を開いてくださいます。「家族で知ろう!これからの子育て」もちろん、おじいちゃん、おばあちゃんも一緒に参加できます。ぜひご家族でいらしてください。