マヒナマインスタジオ

サンイリオス鍼灸院院長 桑井太陽

自分の身体をもっと知ろう!セルフボディメンテナンス。

桑井太陽先生

鍼灸マッサージ師であり、アスレティックトレーナーのサンイリオス治療室の桑井太陽先生から学ぶ「セルフボディメンテナンス術」
健康かつ正しい姿勢に導くウォーキング術をご紹介します。まずは、カラダの重心とバランス、姿勢の仕組みについて復習しましょう。

健康かどうかは姿勢を見れば分かってしまう!?

鍼灸マッサージ師・アスレティックトレーナーのサンイリオス治療室、桑井太陽先生から、
今週も引き続き、腹筋のお話をお伺いします。

桑井先生「前々回ご紹介した腹筋チェック(脚上げテスト)で例えば、右の腿が上がりにくく、
右側の腹部が弱いラテラリティが分かった場合、体はどんな状態なのでしょうか?
以下の2つが考えられます。


頭を斜めにして立ち歩く人はいませんので、その偏りを是正するためにも自ずと立ち直ろうとします。
側屈(そっくつ)という反応で頭位は正中位だけれども横に曲がった姿勢をしていて体が歪んでいる状態です。
また、筋肉を使わずして体を支える姿勢をしている骨性支持といいます。


頭位、脊柱とも正中位だけれども、骨盤を左右にシフトして脚をスラスト(外へ出す)して、
歩く習慣がついていることが考えられます。
モンローウォークのようにお尻を振って歩く状態です。
セクシーなような、だらしないような気がしますが、腹筋を使っていないので続けていると負担がかかって、
徐々にO脚や変形性膝関節症になってしまいます。
これが原因で高齢になってから膝の痛みを訴えても治すことが困難です。

さらに腹筋チェック(脚上げテスト)をバランスボールを使ってやってみると、ごまかせないですね。
左右差があれば、いとも簡単にグラグラしてしまいます。
トレーニングに関して『日常生活で何ができますか?』とか『オフィスでできることはありますか?』とか、
よく聞かれるのですが、運動って非日常的な動作で発揮するものなので、あまりないですね(笑)。
今回、お話している腹筋であれば、寝た状態で脚をバランスボールに乗せて、
左右に振ったときに脚を倒さないように5秒止めるだけでも鍛えられますよ。

日本人の骨格特性をふまえて、帯を締めなくなったりタスキを掛けなくなったりした習慣がいけないのだと
『日本人力』という本で読んだことがありますが、いずれにしても日常生活だけでは体幹筋が弱化してゆくという
恐ろしい事実があります。
リハビリにおいても、神経の発達が良く回復の著しい手足よりも、お腹まわりは鈍いので落ちた機能を戻したり、
機能を向上させたりというのは大変です。
腹筋を意識した姿勢の良い歩き方を心がけたいものです」

取材・執筆 やまかわももこ

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