横浜 池川クリニック院長 池川明

妊娠・出産・育児のしあわせ(ハッピー)指南

池川明先生

赤ちゃんとママ、そして、家族みんなの未来がハッピーでありますように!
そんな妊娠、出産、育児のあり方について、胎内記憶の研究で著名な、横浜の池川クリニック院長 産婦人科医、池川明先生からのメッセージをお届けします!

これは危険な叱り方?(2)

今回も前回に引き続き、子どもを叱るときの注意点について、横浜市の池川クリニック院長、産婦人科医、池川明先生にお伺いしました。

池川先生「基本的にお母さんが怒ると、子どもは怒られた自分が悪いと思います。だから自分が生まれて来て良かったんだ、愛されている、という思いが心の中にないと自分の存在自体を否定されたと思ってしまいます。そして、『やっぱり僕は要らない子だ』『生まれて来なければ良かった』と思ってしまうわけです」。

え?それは知りませんでした!多くのお母さんたちもそんなことになっているとは気付いてないのでは? 叱るのはいい大人にするためのしつけだと思っているわけですから。

池川先生「中学校で講演会をやり、アンケートをすると『俺はこの親を選んで生まれてきたとは絶対に思えない』とか書く子が1学年に1人はいるんです。そういう親御さんに聞くと、『こんなに手をかけて育てたのに、なんで分かってくれないんだろう?』とショックを受ける。でも本当に親から愛されて育てられたと思っている子どもって案外少ないんです。でも親は子どものことを何でも分かっていると思っているわけですから、これでは良い関係が築きにくいですよね」。

では、どうすれば良い親子関係が築けるのでしょうか?

池川先生「親はまず自分は子どもの気持ちを分かっていないという気持ちを念頭に置き、意識して気持を通わせるような方法をとって欲しいです。確かに赤ちゃんの言うことは3%しか分からないというデータもあります。でもそれを補うためには代償行為というものがあります。ぎゅっと抱きしめて『大好きよ』といってくれたら言いたかったことが分かってもらえなくても、うれしいと思いませんか?

育児においてはずっとハッピーなんていうお母さんは滅多にいなくて、子どもと毎日一緒にいると、イライラすることがどうしてもあります。なぜなら子どもはイライラさせるような行動をとるもの。それでお母さんの成長と忍耐、努力を促すわけですから。

でもこう考えて見てください。怒る子どもがいるっていうのはそれだけで幸せなんですよ。私の患者さんで、上に3人子どもがいるお母さんが流産してしまったんです。そのときそのお母さんが『それまでは子どもがいるのが当たり前だと思っていたけど、赤ちゃんが死んで初めて、生まれてきてくれただけで幸せなんだ、ということに気付きました。この子はそれを教えてきてくれたんですね』と語っていたんですよ」。

「子どもがいてくれるだけでありがたいんだ!」という気持ち。普段から大事に持ち続けたいですね。

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