横浜 池川クリニック院長 池川明

妊娠・出産・育児のしあわせ(ハッピー)指南

池川明先生

赤ちゃんとママ、そして、家族みんなの未来がハッピーでありますように!
そんな妊娠、出産、育児のあり方について、胎内記憶の研究で著名な、横浜の池川クリニック院長 産婦人科医、池川明先生からのメッセージをお届けします!

これは危険な叱り方?(1)

親だからこそ、子どもをちゃんとしつけなきゃ!と思う一方、ついつい怒りすぎてしまって、あとで反省…なんてことはありませんか? そこで今回は横浜市の池川クリニック院長、産婦人科医、池川明先生に子どもを叱るときのポイントや注意点をお伺いしました。

池川先生「子どもにはいいことはいい、悪いことは悪いと教えなくてはいけません。例えば道を歩いていて、子どもが車に飛び出していった、といったふうに命がかかっている場合は無条件で叱っていいと思います。このように、良い叱り方とは愛情があってこの子を良くしよう、成長させようとするもの。これはしつけに近いですね

一方日常のちょっとした失敗を『だめでしょう』と何でもかんでも激しく怒ってはまずいわけです。メリハリをつけないと」。

確かに叱ってばかりいると子どもも怒られることに慣れてしまって、段々効き目も薄れてくるんですよね。ほかに注意すべき点はありますか?

池川先生「怒るのは2歳以降ですよね。一番重要なのは、妊娠9カ月から生後2年。この約3年間に『大好き、生まれてきてくれてうれしい』とかわいがられることなんですよ。三つ子の魂100までといいますが、その愛情の土台がきちんとできていれば子どもは『絶対この親は自分のことを捨てない、愛されている』という確信が持てますから。叱られても、怒られても平気なんです」。

それを聞いてちょっと安心しました。でもとっさに強く怒ってしまって、自己嫌悪に陥るお母さんもいるかもしれません。

池川先生「子どもはお母さんが怒ったときにどういう怒り方なのかな?というのをちゃんと見ていて、分かっていますよ。そんなときは後で『お母さんイライラしていて、あなたにぶつかってしまってごめんね』と言ってあげてください。そうすると子どもは結構理解してくれます。『おかあちゃん、また父ちゃんとケンカしてイライラして怒ったんだな、しょうがないか!』と」。

そうやって親も子どもも一緒に成長して行くんですね。
次回も池川先生に子どもの叱り方についてお話していただきます。お楽しみに!

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